おはるのブログ

自分と向き合うためのブログです。

なぜ呼吸が大切なの?~呼吸と幸せのメカニズムその2~

 

私たちの「幸せ」の鍵となるセロトニン

どんな呼吸がセロトニンを増やしてくれるのでしょうか。

 

実は、呼吸には二種類あります。

無意識に行う呼吸と、意識して行う呼吸です。

 

無意識に行う呼吸は、普段の自然な呼吸ですね。

この呼吸は、脳の呼吸中枢から指令がでています。

呼吸中枢は、脳幹という進化の過程で最も古くから存在する部分にあり、「最古の脳」と言われています。

最古の脳である脳幹は、生命の維持に不可欠な機能を担っており、この呼吸中枢もそのうちの一つです。

私たちが無意識に呼吸を行って生きていけるのは、この脳幹にある呼吸中枢のおかげです。

この呼吸では、横隔膜の伸び縮みを自律的なリズムで行っています。

 

↓横隔膜を使う呼吸がいわゆる「自然な呼吸」と前々回お伝えしました^^

hrnaua-2017.hatenablog.com

 

 

では、意識的な呼吸はどんな呼吸なのでしょうか?

 

それは「腹筋」を使い「吐く」ことに意識を置く呼吸です。

これがセロトニン神経を活性化してくれるのだそうです。

ちなみに、このセロトニンを活性化する呼吸は、脳の中の前頭前野が指令を出しています。

セロトニンは、前頭前野の働きに影響している神経ですので、なんだか納得しますね^_^

 

 

この腹筋を使う呼吸は、日本の「丹田呼吸法」にルーツがあるそうです。

おへそから5-10cmあたりを意識して吐き出だす呼吸です。

お腹の表面はぐっと固めずに、内側から絞るイメージです。

 

ポイントは、吐くときを意識的に行い、吸うときは意識せず自然にリラックスして吸うことです。

 

 

この呼吸法がセロトニン神経を活性化してくれるそうです。

 

余談ですが、「吐く」ことに意識を向けることで、横隔膜の動きも良くなってきますので、腹圧も高まりやすく、身体も安定しやすくなってきます。

いろいろとつながってきますね!

呼吸って奥深いです。。。

 

ちなみにこのセロトニンを活性化する方法、呼吸法以外にもあるそうです。

 

①リズム運動

②太陽の光を浴びる

③グルーミング

 

気になる方はぜひ調べてみてくださいね!✨

 

ちなみに私が指導しているピラティスはまさにリズム運動です。

呼吸に意識を向ける中でリズム運動を行っていますので、セロトニンが活性化されないはずがなさそうですね。

ピラティスをしている人で前向きな人が多いのは、セロトニンのおかげともいえそうです^_^

 

 

おはる